次世代のテクノロジーを支える二大素材: グラフェン&カーボンナノチューブ
当社は、機能性材料である炭素材料の優れた特性に着目し、Taiwan Carbon Materials Corp.(以下、”TCMC”)のグラファイト、グラフェン、カーボンナノチューブなどを取り扱っております。
とくにグラフェンについては、その放熱特性は非常に優れています。昨今、データセンターなどにおいて、半導体やコイル部品などの放熱特性の要求が大きくなっています。また一般的にグラフェンは導電特性を持ちますが、TCMCはその独自技術により 絶縁性のグラフェン を開発しました。
同社はグラフェンを中心に、粉末のみならず、分散液やシートなど下図のようにラインナップしております:
サンプルの提供も可能ですので、少しでもご興味がございましたらお気軽に下記担当へお問い合わせください!:
担当者: 不可三 拓郎(ふかみ たくろう)
メールアドレス: fukami@zenchem.com
〇 参考: 金属と比較した炭素材料の一般的な特徴 〇
1. 軽量:
炭素材料は金属と比較し、低密度のため軽量です。このため、炭素材料は、航空、航空宇宙、自動車産業など、軽量化が必要な用途において非常に有利になります。
2. 高強度:
いくつかの炭素材料は非常に高い強度を持ち、多くの金属の強度を上回ります。引張り強度、圧縮強度にも優れています。
3. 耐食性:
炭素材料は多くの化学薬品に対して優れた耐食性を持つため、腐食に晒される環境で広く使用されています。
4. 導電性:
炭素材料は導電性に優れており、各種の炭素材料ごとに導電性が異なります。
5. 熱安定性:
炭素材料は高温でも強度と剛性を維持でき、変形や溶融は起こりません。これにより、高温用途における利点があります。
6. 熱伝導性:
特にグラフェンは熱伝導性に優れており、金属銅箔やアルミ箔よりも熱伝導率が高いです。
7. ヤング率などの機械的特性:
炭素材料(炭素繊維強化複合材料など)は通常、ヤング率が高いので、応力下での変形が少ないです。
8. 生体適合性:
炭素材料は優れた生体適合性を備えており、医療機器や生物医学用途に使用できます。
9. 加工性:
炭素材料は伸線加工、織り加工、積層加工など様々な加工が可能であり、設計・製造の自由度が高いです。